『ぶれい考』の連載記事

2025.01.16 【労働新聞】
【ぶれい考】「民主主義」を再考する/則松 佳子 NEW

 昨年12月、韓国で45年ぶりに、大統領が非常戒厳を発令した。なぜ今発令? 直後に韓国の労組の仲間からは、泣き顔の絵文字とともに「誰も意味が分からないよ~」と送られてきた。  軍人出身の盧泰愚政権から金泳三の文民政権へ移行したのは1993年。たった30年余り前のことだ。それ以前の全斗煥ら新軍部によるクーデター、多くの学生や労働者が武力制圧……[続きを読む]

2025.01.09 【労働新聞】
【ぶれい考】最賃の想定労働者とは?/今野 浩一郎

 これから毎月1回、1年間にわたって、日頃気になっていることを自由に書かせていただく。今回は、今注目されている最低賃金について意見を述べたい。  最低賃金はすでに全国平均時給で1000円を超え、さらに現政権は2020年代中に1500円に引き上げる方針を掲げている。経済成長のためには賃上げが必要であり、最低賃金にその役割の一端を担ってもらう……[続きを読む]

2024.12.19 【労働新聞】
【ぶれい考】若い外国人材が戦力に/須藤 八重子

 建設業である当社では、外国人材が活躍している。ミャンマー人の女性が現場監督を務め、新卒の中国人の女性が設計図面を描いている。先日赴いたハローワーク主催の合同企業説明会には、多くの外国人留学生が参加していた。厚生労働省の統計によると、令和5年の外国人労働者数は200万人を超えている。  建設業界は、深刻な人手不足にある。人材紹介会社に支払……[続きを読む]

2024.12.12 【労働新聞】
【ぶれい考】相互すり合わせの必要性/村上 陽子

 大学卒業後に就職した出版社では、4年間、月刊誌、PR誌などの編集に携わった。雑誌編集の仕事では、社外の人との連絡・調整が圧倒的に多かった。印刷会社の担当者など企業に所属する方だけでなく、フリーライター、コピーライター、カメラマン、デザイナー、イラストレーター、校正者など、その道のプロであるフリーランスの方と一緒に仕事をした。  30年前……[続きを読む]

2024.12.05 【労働新聞】
【ぶれい考】魅力ある外国人労働市場へ/鎌田 耕一

 深刻な人手不足が続くなかで、外国人労働者への期待が一層高まっている。在留資格「特定技能制度」の創設もあり、日本で働く外国人労働者は増加傾向にある。2023年10月末には約205万人と過去最高を更新し、全雇用者の約3.4%を占めるまでになった。パーソル総合研究所「労働市場の未来推計2035」は、外国人労働者数を30年では305万人、35年……[続きを読む]

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