- 2025.03.20 【労働新聞】
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【ぶれい考】部下を「同志」に育てる/堀内 麻祐子
チーム作りと人材育成がとても上手な社員が数人いる。ただ、最初から上手かったわけではない。大事にしていた部下に辞められた、頑張り過ぎて疲れ果て休職した、何年間も迷い悩んで退職を考えていた、そんな社員たちである。私としてはハラハラとしながら、何とか上手くいくように、何とか元気になるように、そしていつかやりがいをみつけてくれるようになどと、祈……[続きを読む]

チーム作りと人材育成がとても上手な社員が数人いる。ただ、最初から上手かったわけではない。大事にしていた部下に辞められた、頑張り過ぎて疲れ果て休職した、何年間も迷い悩んで退職を考えていた、そんな社員たちである。私としてはハラハラとしながら、何とか上手くいくように、何とか元気になるように、そしていつかやりがいをみつけてくれるようになどと、祈……[続きを読む]
第217回通常国会の予算案審議でも与野党の駆け引きが行われていたが、今国会で連合が最重要課題の1つとしているのが、選択的夫婦別姓の導入だ。 1996年2月26日、法制審議会が民法改正案要綱を答申し、その際に答申にあった婚外子相続分、再婚禁止期間、婚姻最低年齢の法改正は行われたが、選択的夫婦別姓は未だに実現していない。 最高裁は、20……[続きを読む]
人的投資を怠ったため人的資本(人材の質)が劣化し競争力が低下したと、日本企業の最近の評判はさんざんであるが、それに応えるように注目を集めているのが人的資本経営である。 注目の契機となった「人材版伊藤レポート」は、人的資本経営を「人材を資本として捉え、その価値を最大限に引き出すことで、中長期的な企業価値向上につなげる経営のあり方」と定義……[続きを読む]
経済アナリストの森永卓郎氏が亡くなった。ラジオのヘビーリスナーである私は彼の声を亡くなる前日まで聞いていたが、彼の口癖である「バットを振り抜け!」を最後まで突き通した生き様は見事だった。 「バットを振り抜け」とは、「たとえ極端と思われるようなことでも、自分の思っていることを忖度せずに言い、やりたいことは遠慮せずに実行しろ」ということと……[続きを読む]
弊社は来年15周年を迎える。10周年の記念式典はコロナ禍の真っただ中だった。大人数で食事ができない時期だったので、お世話になっている取引先や金融機関からはビデオレターをもらい、社内だけで式典を開いた。 式典では、どうしてもやりたいことがあった。それは、次の10年、会社が何を目標に、どう進んで行くのかをまとめた「長期ビジョン」を社員たち……[続きを読む]
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