『ケーススタディー人事学Q&A』の連載記事

2025.04.10 【労働新聞】
【ケーススタディー人事学Q&A】第38回 早すぎる出社 指示の有無確認を 「何をしていたか」以外に/西川 暢春 NEW

【Q】 最近の勤怠管理システムは、入退室時にカードリーダーに社員証をかざすことで、自動で出退勤を記録する代物もある。L社ではこのシステムを導入したばかり。導入後最初の給与計算時に、いつもより時間外労働が20時間以上長い社員がみられた。恐らく朝食のために始業時刻の1時間以上前に出社しているのだが、確証はない。残業代は払う必要があるのだろうか……[続きを読む]

2025.04.03 【労働新聞】
【ケーススタディー人事学Q&A】第37回 求職者の病歴 配慮事項の確認を 再発可能性や不安点も/西川 暢春

【Q】 老人ホームを運営するT法人の人事担当者は頭を抱えている。介護職に応募してきたUさんには、最終面接を受けてもらうつもりだ。だが一次面接で履歴書の1年間の空白期間に何をしていたか尋ねたところ、「病気療養していました」。その場では掘り下げなかったが、仮に病気の影響で欠勤が続けば、施設の運営に問題が生じかねない。一体どうすれば……? 1つ……[続きを読む]

2025.03.27 【労働新聞】
【ケーススタディー人事学Q&A】第36回 社内ストーカー 早期に介入し指導を 「警告控え」は長期化招く/西川 暢春

【Q】 S工業の人事担当者は、社内のストーカー被害に頭を抱えている。半年前に営業部署内で、U係長が若手のTに待ち伏せや私的なメールを送るなどのストーカー行為を働いた。Tの希望で、Tを別フロアの部署に配置転換したのだが、未だに連日の待ち伏せは止まない。逆恨みを防ぎつつストーカー行為を防止するには、どのような対応をすべきなのだろうか……。 通……[続きを読む]

2025.03.20 【労働新聞】
【ケーススタディー人事学Q&A】第35回 横領疑惑の報告 事情聴取前に調査を 金額確定後は弁償誓約/西川 暢春

【Q】 室内の補修事業を行うA社は、作業員が現場で料金を受領した後、経理担当者に入金する方式をとっている。経理のBから人事部に、「作業員Cが半年以上にわたって、集金した現金を着服している」と報告があった。社内で横領の前例はない。どのように調査し、処分を行えば良いのだろうか。また、半年以上横領に気付かなかったBにも処分は必要だろうか。 顧客……[続きを読む]

2025.03.13 【労働新聞】
【ケーススタディー人事学Q&A】第34回 試用期間の延長 適格性判断できたか 長期休業は合理的事由に/西川 暢春

【Q】 H製造会社では、就業規則で3カ月の試用期間を設けている。ある日試用期間中のIさんが業務外で交通事故に遭ってしまい、1週間の入院を要するほか、6カ月の休業が必要な骨折を負った。試用期間を延長し、復帰後もしばらく試用期間として扱って技量などを見極めたいのだが、可能だろうか? 予見不可な事情なら 【A】 どのような場合に試用期間の延長が……[続きを読む]

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