『シートで実践 ゼロから取り組む人事考課』の連載記事

2015.06.22 【労働新聞】
【シートで実践 ゼロから取り組む人事考課】最終回 評価が低い部下の指導 ”心がけ”改善求める 面談後もフォローが必須/金津 健治

要員不足で注目集まる(1)思いがけない悩みと予想される要因 最終回は、ある企業研修で判明した評価の問題を材料とし、役立つノウハウを紹介したい。 筆者が講師を務めたこの研修では、1年間にわたって経験を積んだ考課者に対し、面談力を高める研修を実施した。研修では、評価面談で特に苦労している点についてアンケートをとり、12項目から2つ選択してもら……[続きを読む]

2015.06.15 【労働新聞】
【シートで実践 ゼロから取り組む人事考課】第22回 考課補佐役を活用する 中心化・寛大化防ぐ 多人数や高専門性へ対応/金津 健治

後任を育てる機会に(1)2つの職場特性がもたらす弊害 人事考課を運用する際、人事部門と考課者を悩ませるのが、以下の2つの職場特性である。 ①「この係は、3つの班で構成される。部下は全員で35人を数える。これだけの人数をどのようにすれば評価できるのか」 ②「課の人員は8人のみだが、業務が専門分化されているため、上司の私には適正な評価ができな……[続きを読む]

2015.06.08 【労働新聞】
【シートで実践 ゼロから取り組む人事考課】第21回 異動者への指導・評価 評価落とさぬ支援を 畑違いなら自助努力も/金津 健治

反発・ストレスに対処(1)引継ぎルールの限界 考課者は数年に1度、厄介な評価に巡り会う。異動していく部下、そして異動してくる部下の考課である。 厄介な理由は、考課の対象期間の働きぶりを把握する考課者と、実際に考課する考課者が異なることにある。このため、多くの企業の人事部門は、手引きのなかで異動者に関する評価ルールを明文化している。大筋、次……[続きを読む]

2015.06.01 【労働新聞】
【シートで実践 ゼロから取り組む人事考課】第20回 自己評価との向合い方 裏付け求め自覚促す 過剰評価は対話の材料に/金津 健治

被考課者にも研修を(1)ないと不安、あれば不満の種に 人事考課とは本来、考課者が自社の人事考課基準に則り、被考課者の職務行動事実に基づいて考課することをいう。被考課者は考課をしない。 ところがいつの頃からか、被考課者が考課に参加する仕組み「自己評価」が採り入れられた。この仕組みが導入された背景には、「被考課者に自己PRの機会を与え、評価の……[続きを読む]

2015.05.25 【労働新聞】
【シートで実践 ゼロから取り組む人事考課】第19回 納得性高める「日々評価」 報告・振返りの場を 朝礼や会議で機会設ける/金津 健治

日常管理に組み入れる (1)管理者にとって人事考課の優先順位は低い 人事考課は、被考課者の処遇はもちろん、育成の方向を左右する重要なマネジメント活動である。その重要性は管理者の誰もが理解しているものの、「部門目標の達成」など他にも優先すべきことがあり、どうしても人事考課が後順位となってしまうのが現実である。「もっと部下とコミュニケーション……[続きを読む]

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