『ジョブ型人事のリアル 欧米諸国の実態は』の連載記事

2024.09.19 【労働新聞】
【ジョブ型人事のリアル 欧米諸国の実態は】最終回 キャリアパスと連動 職務別報酬情報の報告で/須田 敏子

各職務に対して市場価格を適用  前回は、マーケットサラリーサーベイ(クラブサーベイ)参加企業のジョブの内容と報酬に関する情報収集方法を紹介した。今回は、収集されたジョブと報酬情報を基に作成されるマーケットサラリーサーベイ報告書の具体例に焦点を当てる。  報告書が完成するまでのプロセスは、従来の職務評価付き伝統的マーケットペイ活用と同じであ……[続きを読む]

2024.09.12 【労働新聞】
【ジョブ型人事のリアル 欧米諸国の実態は】第11回 報酬以外も含め記入 クラブサーベイ実施時に/須田 敏子

簡易職務記述書でジョブを選択  今回と次回は、マーケットプライシング型マーケットペイ活用に対応したマーケットサラリーサーベイ(クラブサーベイ)の具体的な方法を、①サーベイ参加企業のマーケットペイ収集方法、②サーベイ参加企業に提供されるマーケットペイデータ――の2つの側面から説明する。  今回は、①マーケットペイの収集方法をみていく。例とし……[続きを読む]

2024.09.05 【労働新聞】
【ジョブ型人事のリアル 欧米諸国の実態は】第10回 ジョブ別に市場参照 報酬決定の主流が変化/須田 敏子

大企業では複数のデータを活用  本連載の第5~6回で、「職務評価付き伝統的マーケットペイ活用」の具体的方法を紹介した。英米などアングロサクソン諸国を中心に先進西洋諸国では、ここ20~30年の間に、マーケットペイ活用方法には大きな変化が起こっている。  米国の報酬決定方法をみると、「マーケットプライシング型マーケットペイ活用」がすべての職種……[続きを読む]

2024.08.29 【労働新聞】
【ジョブ型人事のリアル 欧米諸国の実態は】第9回 業務量と賃金が連動 ジョブ代行すれば増加に/須田 敏子

ライフに合わせ抜く仕事を選択  前回は、長期雇用、年功制、遅い選抜という特色を有する日本のメンバーシップ型人事は、ダイバーシティ(多様な人材を活かす人事管理)を阻害すると指摘した。今回は、世界標準のジョブ型・マーケット型人事は、ダイバーシティを促進する人事タイプであることを具体的な例を紹介しながら、説明していく。  前回取り上げた経営学者……[続きを読む]

2024.08.22 【労働新聞】
【ジョブ型人事のリアル 欧米諸国の実態は】第8回 多様性確保で不利に 長時間労働前提の日本型/須田 敏子

長期雇用前提で転職は進まない  日本のメンバーシップ型人事と比較すると、ジョブ型・マーケット型人事はダイバーシティを推進する人事である。まず今回は、日本でとくに問題となっている「ジェンダーダイバーシティ」に焦点を当てて、なぜ、メンバーシップ型人事では、ダイバーシティが阻害されるのかをデータを基に解説したい。そして次回は、ジョブ型・マーケッ……[続きを読む]

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