『企業価値を守る就活ハラスメント防止への道』の連載記事

2024.11.14 【労働新聞】
【企業価値を守る就活ハラスメント防止への道】第7回 受けるダメージ 選考辞退につながる “ブラック企業”の烙印も/木村 節子 NEW

4割が「印象悪化」  就活ハラスメントは、企業側が無自覚であっても、パワー差がある学生には大きなダメージとなることがある。就活ハラスメント検討会が昨年1月に行った調査では、就職活動で企業から不快な行為を受けたと答えた243人に、その後の「自身への影響」、「採った行動等」について答えてもらった。  学生には企業から受けた「不快な言動」につい……[続きを読む]

2024.11.07 【労働新聞】
【企業価値を守る就活ハラスメント防止への道】第6回 “オワハラ”の行為例 内定承諾を実質強要 不信感が早期離職招く/木村 節子

数時間に及ぶ説得  厚生労働省などは企業に対し、採用活動における「学生の職業選択の自由を妨げる行為(オワハラ)防止の徹底」を要請している。今年は新たに、以下の具体例を示した。 ・自社の内(々)定と引き換えに、他社への就職活動の中止を強要する。 ・自由応募型の採用選考で、内定と引き換えに、大学や教員からの推薦状の提出を求める。 ・他社の就活……[続きを読む]

2024.10.31 【労働新聞】
【企業価値を守る就活ハラスメント防止への道】第5回 具体例と対応例② 無自覚な言動に注意 採用の予定ない学生でも/木村 節子

家族質問が不快に  「売り手市場」といわれていても、実際に企業側が就活生と向き合う際には、採用の権限を持ち、豊富な社会経験もあり、優越的な立場で接することになる。そのため、従業員は無自覚な言動を発しやすい。企業側は常にその立場を認識し、学生がどう感じ、どう受け取るかを意識してかかわることが大切だ。  最近、面接官の無自覚な言動によって問題……[続きを読む]

2024.10.24 【労働新聞】
【企業価値を守る就活ハラスメント防止への道】第4回 具体例と対応例① 容姿より動機を重視 過去の経験などを問う/木村 節子

体格で適性判断?  就活ハラスメント検討会による調査では、被害を受けた場面として最も多かったのが「面接時」で、63%だった。行為類型別にみると、「性別による採用差別やセクハラ」が最多で、36%となっている。具体的には、以下のような回答がみられた。 ・面接で結婚したり、子どもを産んでも会社を辞めない?と聞かれた。 ・結婚してから子どもを作る……[続きを読む]

2024.10.17 【労働新聞】
【企業価値を守る就活ハラスメント防止への道】第3回 行為類型と発生場面 性別による差別最多 社内問題が採用で表出も/木村 節子

被害を7つへ分類  就活ハラスメントにはどのような行為があるのか。それを理解することは、企業が当該行為を防ぐうえで極めて重要である。就活ハラスメント検討会では、社会問題となった「就活終われハラスメント(オワハラ)」やセクシュアルハラスメントを含め、就活生が受けるハラスメントにはどのような行為があるのか、2023年1月に調査を行った。  対……[続きを読む]

ページトップ
 

ご利用いただけない機能です


ご利用いただけません。