『労使トラブルを防ぐ諸規程整備のススメ』の連載記事

2024.09.05 【労働新聞】
【労使トラブルを防ぐ諸規程整備のススメ】第10回 ワーケーション規程 「休暇型」で意欲向上 早朝就業し日中に観光も/伊藤 泰人 NEW

長期間の滞在も可能に  新型コロナウイルスにより出社が制限された際に、新たな働き方として一気に注目され、話題となったのが「ワーケーション」である。ワーク(仕事)とバケーション(休暇)を組み合わせた造語で、旅行先などで仕事をしながら休暇も楽しむという新しい働き方を意味している。  ワーケーションには、代表的な3つの型がある。1つ目は、「合宿……[続きを読む]

2024.08.29 【労働新聞】
【労使トラブルを防ぐ諸規程整備のススメ】第9回 週休3日制規程 賃金据置きも視野に 業務効率化などで対策を/伊藤 泰人

求職者へのアピールに  日本の企業の多くは週休2日制だが、現在はヨーロッパを中心に週休3日制の導入が進んでいる。日本でも、移行を検討する企業が増えるだろう。移行するなら、規程の作成が必要だ。  前提として、週休3日制には、以下の3つのパターンが考えられる。 【パターンA:週4日、32時間勤務で賃金減額】  週の勤務時間を32時間に減らし、……[続きを読む]

2024.08.22 【労働新聞】
【労使トラブルを防ぐ諸規程整備のススメ】第8回 従業員表彰制度規程 毎回異なる人へ授与 非正規含め全員を対象に/伊藤 泰人

努力評価し意欲向上へ  就業規則には99%、「表彰・懲戒(制裁)」の章があるが、その多くは服務や懲戒など従業員の締め付け、罰則に関する条文のオンパレードで、表彰制度について詳細に記載されていることは少ない。営業社員に殊勲賞を与えるなどの表彰制度がある企業でも、特定の職種の従業員のみを表彰する制度という理由からか、規程がないケースがほとんど……[続きを読む]

2024.08.08 【労働新聞】
【労使トラブルを防ぐ諸規程整備のススメ】第7回 リファラル採用規程 紹介者へ報酬も一考 支払い時期設け定着促進/伊藤 泰人

適した人材の可能性大  多くの企業では人手不足が深刻な問題となっており、ハローワークや民間求人サイトなどに求人情報を出しても、応募が来ない状況が続いている。こうしたなかで注目を集めているのが「リファラル採用」だ。  リファラル採用とは、自社の社員から紹介された人材を採用する手法であり、そのメリットは3つある。  1つ目は、業務内容を理解し……[続きを読む]

2024.08.01 【労働新聞】
【労使トラブルを防ぐ諸規程整備のススメ】第6回 ジョブリターン制度規程 社外にも広報活動を OB・OG会で関係継続/伊藤 泰人

戻った社員が即戦力に  東京商工リサーチによると、2024年上半期は、人手不足を原因とする倒産が増加した。求人を出しても応募がない、応募があったとしても欲しい人材が採用できない、中途採用した社員を教育する時間やコストもないなど、課題を抱える企業は多い。そこで今、クローズアップされているのが、結婚や子育てなどの理由で退職した社員を再雇用する……[続きを読む]

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