『変異株?ワクチン?最新!企業の新型コロナ対策』の連載記事

2021.09.24 【労働新聞】
【変異株?ワクチン?最新!企業の新型コロナ対策】最終回 問われる企業対応力 広い視点で体制構築 日頃の活動が大きく影響/東川 麻子

“当たり前”が困難に  産業医の仕事の1つに健康相談があるが、従来の健康管理事項に加え、最近はコロナワクチンと新型コロナ感染後の対応に関する相談が増えている。そのなかで、ごく当たり前のことであるはずの、感染者に適切な情報や治療が提供される、希望者にワクチン接種の機会が提供される、といったことを、社内のすべての人に行き渡らせることがいかに困……[続きを読む]

2021.09.16 【労働新聞】
【変異株?ワクチン?最新!企業の新型コロナ対策】第11回 ワクチン接種後の対応 以前の生活へ戻れず 長期化前提に体制整備を/東川 麻子

9月末に6割が完了  第5波の感染増のなかでも、感染対策の大きな柱としてワクチン接種の推進が掲げられ、8月25日の首相会見では、9月末には6割近くの人が接種を終え、現在のイギリスやアメリカの数字に近付く見通しであるとの説明があった。  ニュースで報じられるアメリカやイギリスの映像は、マスクなしでイベントに参加したり、レストランやバーで楽し……[続きを読む]

2021.09.09 【労働新聞】
【変異株?ワクチン?最新!企業の新型コロナ対策】第10回 復職のタイミング 勤務に耐えられるか 保健所の指示期待できず/東川 麻子

隔離は発症から10日  前回は、濃厚接触者の特定や自宅待機指示について説明したが、今回は新型コロナウイルス感染者(以後、感染者)および濃厚接触者となった従業員の復職のタイミングについて解説する。  こちらも保健所の指示に従えば良いと考えている企業担当者が多いが、1例ごとに細かい指示を出してもらえるわけではなく、産業医である私のもとには復帰……[続きを読む]

2021.09.02 【労働新聞】
【変異株?ワクチン?最新!企業の新型コロナ対策】第9回 濃厚接触者の特定 積極疫学調査が停止 事業主は聞き取り実施を/東川 麻子

まずは発症日を確認  東京都は8月15日、新型コロナウイルス感染急拡大に伴う保健所業務のひっ迫を受け、濃厚接触者や感染経路を詳しく調べる「積極的疫学調査」の規模を縮小する方針を各保健所に通知したことを明らかにした。家族内感染を中心に感染の拡大が指摘されている今、調査は同居家族や医療機関、高齢者施設などに絞られる。  職場で新型コロナウイル……[続きを読む]

2021.08.26 【労働新聞】
【変異株?ワクチン?最新!企業の新型コロナ対策】第8回 運輸業、運送・配送サービス業 換気・距離が重要に 多人数と接触避けられず/小川 祥子

利用者の協力不可欠  職場における感染予防・対策について業種・業態別に6種まとめられた、日本産業衛生学会の「職場における新型コロナウイルス感染予防・対策マニュアル」を、これまで3回にわたって紹介してきた。マニュアルの紹介が最後となる今回は、運輸業(旅客輸送)編と運送・配送サービス業編のポイントを解説したい。運輸業だけでなく、営業車に同乗す……[続きを読む]

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