- 2024.06.20 【労働新聞】
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【多様な働き方を支える 限定契約の実務】最終回 最高裁判決が示した効力 範囲外の権限有さず ジョブレス解雇は許容か/安倍 嘉一
黙示の合意を認める これまで限定契約が論点となったさまざまな裁判例を紹介してきたが、つい先日、まさに限定契約の効力に関する最高裁判例が出されたところである。そこで、本連載の最後に、滋賀県社会福祉協議会事件(最判令6・4・26)を取り上げる。 (1)事案の概要 使用者である法人(被告)は、社会福祉法人であり、労働者(原告)は、一級技能士……[続きを読む]
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