『建設業の労働災害事例』の連載記事

2019.05.27 【安全スタッフ】
【建設業の労働災害事例】第255回 過負荷により移動式クレーンが横転する

災害の発生状況 1.木造住宅の基礎工事において、被災者を含む9名で型枠の搬入及び鉄筋の加工を行っていた。災害当日、被災者と同僚1名が型枠材(コンパネ)の搬入を担当し、同僚が積載型トラッククレーン(つり上げ荷重2.93t)の運転操作を行い、被災者が玉掛け作業を行っていた。 2.クレーンのアウトリガー右側は最大張り出しで、左側は張り出していな……[続きを読む]

2018.10.09 【安全スタッフ】
【建設業の労働災害事例】第254回 居眠り運転で路外に逸脱する

災害の発生状況1. 工事内容は、寺院本堂の新築工事で、災害は、休日あけの月曜日に登別市にある会社から士幌町の工事現場に向かう途中で発生したものである。2. 災害当日午前8時に会社で朝礼を行った後、被災者A運転で同僚3名を乗せて、会社所有のバンで工事現場に向かった。3. 工事現場までの運行経路は、会社から登別室蘭ICで道央自動車道に乗り、日……[続きを読む]

2018.09.25 【安全スタッフ】
【建設業の労働災害事例】第253回 建屋内部で発電機を使用中、一酸化炭素中毒になる

災害の発生状況1. 自社の倉庫兼事務所(木造平屋)の新築工事において、躯体はほぼ完成し、発生時、事業者と被災者は屋内電気配線作業に従事していた。2. 作業は午後2時頃から行われ、電気ドリルを使用するため発電機(内燃機関)から電気を取っていた。発電機はシート養生されたシャッター開口部(幅2.5m×高さ2.6m)付近に排気筒をシート側に向けて……[続きを読む]

2018.08.27 【安全スタッフ】
【建設業の労働災害事例】第252回 ブルーシートで覆っていた2階開口部から墜落する

災害の発生状況1.工事は、農家の倉庫のシャッター取り替え工事である。当日は被災者と臨時作業員A・Bの3名で午後2時30分頃から作業を開始した。2.作業は、被災者とAがシャッター両側のレールをはずし、外から上部に取り付けられているシャッター外カバーをはずした。この時点で、外カバー内に巻いていたシャッターが下まで垂れ下がった状態となった。3.……[続きを読む]

2018.08.09 【安全スタッフ】
【建設業の労働災害事例】第251回 ブレーカで埋設ガス管を破損し、漏洩したガスに引火

災害の発生状況1.工事は、工場構内の基礎コンクリート(厚さ40cm、縦7.2m×横16.2m、約116.6㎡) の解体・搬出作業で、災害発生時は、ブレーカで基礎コンクリートの破砕作業を行っていた。2.午前11時20分頃、ブレーカのオペレーターは、コンクリート基礎部分の角をめくり上げようとブレーカの先を地中に刺した際、地中33cmに埋設され……[続きを読む]

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