『有効活用 ストレスチェック~集団分析と職場環境改善~』の連載記事

2018.09.20 【労働新聞】
【有効活用 ストレスチェック~集団分析と職場環境改善~】最終回 健康経営の視点 労働損失発生を防ぐ 疾病ごとに施策は異なる/西本 真証

 最終回となる今回は、最近話題の健康経営について説明する。ここまで執筆した各専門家は「企業戦略の一環として取り組む」「中長期的な視点で取り組む」「社内体制を整備する」ことが重要と口を揃えて申し上げてきた。実はこれは健康経営の要でもある。すなわち、ストレスチェックの活用、職場環境改善の展開のためには健康経営の実践はマストということになる。医……[続きを読む]

2018.09.13 【労働新聞】
【有効活用 ストレスチェック~集団分析と職場環境改善~】第11回 ラインによるケア研修 ”すぐ褒める”が重要 部下の望ましい行動促す/北嶋 聡史

 本連載の第5回でも述べたように、職場環境改善の方法は誰が主体となるかによって異なる。主体は大きく事業者、管理監督者、職場メンバーの3つに分けられる。 人事部門や健康管理部門が管理監督者による職場環境改善を促すにはいくつかの方法がある。①管理監督者全体に説明会を開き集団分析の結果を説明する、②ストレスの高い職場の所属長とともに個別に改善策……[続きを読む]

2018.09.06 【労働新聞】
【有効活用 ストレスチェック~集団分析と職場環境改善~】第10回 コミュニケーションエラー ストレス低減に効果 共有力高め問題発生防ぐ/德田 洋祐

原因は5つに分類 「なぜ、指示したことをやってないの!」「聞いていません!」「あの件、どうなっているの?」「あの件? どうといわれても…」といった会話をした経験がないだろうか。このような、“業務に関するコミュニケーションエラー”が発生すると、指示した方もされた方も、間違いなくストレスが溜まる。ストレスチェックにおいても、職場のストレスの状……[続きを読む]

2018.08.30 【労働新聞】
【有効活用 ストレスチェック~集団分析と職場環境改善~】第9回 コミュニケーション改善 関係の構築が前提 情報共有は職場全体で/内田 信二

 職業性ストレス簡易調査票によるストレスチェックの結果から集団を分析し、職場環境を評価するツールに「仕事のストレス判定図」がある(図)。この判定図は、仕事の量的負荷とコントロール(裁量権)不足によるストレスを示す左側と、上司や同僚の支援状況によるストレスを示す右側の2つの図で構成される。職場環境改善の活動も、左の図に関係が深い勤務時間や休……[続きを読む]

2018.08.23 【労働新聞】
【有効活用 ストレスチェック~集団分析と職場環境改善~】第8回 良く受ける質問と回答 運営の強化も同時に 成功体験が継続性を生む/西本 真証

 今回は企業の担当者から良く受ける質問に対してお答えする。Q 職場環境改善をどの職場から始めるべきかで悩んでいます。まずはやはり、集団分析結果の悪い職場から取り組むべきでしょうか。モデル職場選定も ①集団分析結果の悪い職場から取り組む、②モデル職場(希望職場など)から取り組む――という主に2つのパターンが考えられる。集団分析結果の悪い職場……[続きを読む]

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