『現場ゼロ災のための安全文化考』の連載記事

2012.12.15 【安全スタッフ】
【現場ゼロ災のための安全文化考】最終回 説明が足りていますか?

同等の立場で言える仕組みを  「生産性」と「安全性」二つの両立は大変難しいものです。少しでも隙を見せると離れ離れになりがちです。それぞれの職場で安全に関わっている皆さんも、この2つの調整に頭を悩ませていることと思います。「人」を労働力としてしか捉えないならば、「人」には代替性があるとされましょうが、独立した「個」として考えるならば(一般的……[続きを読む]

2012.12.01 【安全スタッフ】
【現場ゼロ災のための安全文化考】第23回 健康配慮義務を考える

健診結果と受診通知書を  労働災害が不幸にして発生した場合の「安全配慮義務」の存在がクローズアップされてから随分と年月が経過しました。いまでは多くの人が、その言葉を知っていて、災害防止の諸施策に安全配慮義務を意識したものが反映されるようになりました。  このため「安全配慮義務」とは労働災害を防止するうえで、忘れてはならない義務であります。……[続きを読む]

2012.11.15 【安全スタッフ】
【現場ゼロ災のための安全文化考】第22回 感心しない対策事例の検証

エラーを掘り起こす  災害が発生すると、再発防止対策を検討します。しかし多くの組織では、災害の直前の不安全な行動や状態にばかり目を奪われて、その対策に夢中になっています。その不安全行動・状態の防止でよいのでしょうか?行動や状態はさまざまな形で発生し、そのどれかが災害の結果としてあることを忘れています。  直前の不安全行動や不安全状態防止の……[続きを読む]

2012.11.01 【安全スタッフ】
【現場ゼロ災のための安全文化考】第21回 安全施工サイクルの検証・4

連絡調整・安全指示に漏れはないか?  標準的な安全施工サイクル活動では、午後、翌日に行われる作業に関して統括安全衛生責任者は、各職種の職長を招集して作業の打合せを行い、併せて、作業から予測される労働災害を防止する安全上の指示を行います。建設業の特殊性の一つに混在作業が挙げられますが、これから発生する危険を回避するためには欠かすことのできな……[続きを読む]

2012.10.15 【安全スタッフ】
【現場ゼロ災のための安全文化考】第20回 安全施工サイクルの検証・3

作業中の監督と指導 1、職長は「黙認」していないか?  職長は作業が行われている最中に、作業員が指示に沿った作業方法、あるいは危険予知活動での決定事項を順守しているか、監視しなければなりません。この場合の「監督」とは、指示、決定事項、作業方法から逸脱した行為をしていないかを確認することであって、極めて重大な任務であることを自覚すべきです。……[続きを読む]

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