『職場でそのまま使えるチェックリスト―抜け漏れ防ぐ基本モデル―』の連載記事

2024.11.12 【安全スタッフ】
【職場でそのまま使えるチェックリスト―抜け漏れ防ぐ基本モデル―】第36回 ボール盤 飛来した切りくずで眼のケガも

 ボール盤は主に、金属、非金属、木材、樹脂などの穴あけなどに使用される工作機械で、モータにより回転する主軸にドリルを取り付け、軸方向にドリルを上下させて加工します。主にツイストドリルやセンタードリル、リーディングドリルなどの各種ドリルを装着して使用します。  主軸位置は固定で、被工作物を可動テーブルに載せて位置決めを行い加工する卓上ボール……[続きを読む]

2024.10.29 【安全スタッフ】
【職場でそのまま使えるチェックリスト―抜け漏れ防ぐ基本モデル―】第35回 普通旋盤 切りくずは適時に掃除

 普通旋盤の基本的な構造は、主軸台・芯押し台・往復台、送り装置、ベッドの各部品からできています。旋盤加工は旋削加工の代表的なもので、主軸台のチャックで材料を固定し回転させ、往復台の上にセットしたバイト(金属加工に使用される工具)を押し当てて削ります。普通旋盤の大きさは、加工材料の長さに対応したベッドを持つ数種類のものがあります。  補助工……[続きを読む]

2024.10.10 【安全スタッフ】
【職場でそのまま使えるチェックリスト―抜け漏れ防ぐ基本モデル―】第34回 シャー(せん断機) 危険限界に入らない措置を

 シャーは、隙間を少なく接した2つの鋭利で長い刃物により材料の金属板や紙を切断するもので、せん断荷重を低減するためシャー角を設けています。せん断とは製品や部品を製作する際に「切る」という基本的な方法で、金属シャーは、金属製品加工工場などで金属板の切断機として広く使用されており、紙を切断するシャー(紙断裁機)は、斜めに下降する鋭利な刃により……[続きを読む]

2024.09.26 【安全スタッフ】
【職場でそのまま使えるチェックリスト―抜け漏れ防ぐ基本モデル―】第33回 プレス機 5台以上で作業主任者選任

 プレス機械は、主に金属板の曲げ、絞り、せん断、打抜きなどの成形加工を行います。大きな製品や複雑な形状の製品、生産量の少ない物に多く使われる単発工程用では、金型をプレス機械に取り付けるとき自動送り加工に比べ危険度が増します。  単発加工は、作業者がプレス金型内に材料を入れ、機械操作して加工を行い、加工された製品を金型から取り出しする一連の……[続きを読む]

2024.09.10 【安全スタッフ】
【職場でそのまま使えるチェックリスト―抜け漏れ防ぐ基本モデル―】第32回 清掃・清潔 すぐにごみを拾う習慣を

 整理整頓がいきとどいている作業場は清掃が容易になり、徹底した清掃ができるので、作業場は清潔になります。  通路は適切な採光、照明を確保し、床面はつまずき、すべりなどがないようにして床上のごみは、すぐ拾う習慣づけをします。  清掃の基本は上から下へ、裏から表の順序で、掃く・拭く・エアーで吹いてから電気掃除機で吸引した後、水洗い・高圧洗浄機……[続きを読む]

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