- 2024.11.12 【安全スタッフ】
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【裁判例が語る安全衛生最新事情】第452回 上益城消防組合事件 異動前の不安へ対応せず予見可能 熊本地裁令和6年2月2日判決
Ⅰ 事件の概要 亡Aは、消防組合の職員で危険物係長を務めていたが、令和元年5月6日に自殺した。原告X1はその妻、X2はその長男である。 被告Y組合は、熊本県内の複数の町を構成町として、消防に関する事務を共同処理するために地方自治法284条2項により設置された一部事務組合である。 亡Aは、人事異動により平成31年4月2日からY組合の危……[続きを読む]
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