『転機迎える賃上げ管理』の連載記事

2015.12.28 【労働新聞】
【転機迎える賃上げ管理】最終回 成果に基づく管理へ/河合 克彦

 本連載をまとめると次のとおりになる。 (1)賃金は初任給に代表されるように社会性がある。とくに初任給は社会相場が形成されていて一企業の力で変えるのは難しく、受け入れざるを得ない。 (2)公務員と民間の賃金は双方影響し合う関係にある。公務員は人事院勧告で民間から、民間は公務員の賃金表・賃金カーブから影響を受ける。…筆者:㈱河合コンサルティ……[続きを読む]

2015.12.21 【労働新聞】
【転機迎える賃上げ管理】第46回 月給と稼ぎ高の関係/河合 克彦

 「月給の3倍稼ぎなさい」とよくいわれる。次に示す試算をみれば、3倍程度稼ぐことが必要だと分かる。 政労使会議などが示すように、管理職層は役割・成果に基づく水準管理の賃金体系に転換する必要がある。その賃金水準を考えるに当たり、稼ぎ高を参考にすることができる。…筆者:㈱河合コンサルティング 代表取締役 河合 克彦[続きを読む]

2015.12.14 【労働新聞】
【転機迎える賃上げ管理】第45回 付加価値を基に配分/河合 克彦

 「稼ぎ高」はどのように考え、算定すれば良いのであろうか。稼ぎ高を算定するのは難しいが、大体は次のような手順で計算する。 まず、会社全体の稼ぎ高を捉える必要がある。それに当たるのが、企業が新たに生み出した価値を指す付加価値だ。…筆者:㈱河合コンサルティング 代表取締役 河合 克彦[続きを読む]

2015.12.07 【労働新聞】
【転機迎える賃上げ管理】第44回 成果捕捉は稼ぎ高で/河合 克彦

 若年層は初任給が安いこともあり定昇(積上げ型)が必要となるが、管理職層になれば役割・成果に基づく水準管理の賃金体系に転換することが必要と述べてきた。その場合、成果をキチンと評価し、捉える必要がある。成果の捉え方は2つのアプローチがある(図)。…筆者:㈱河合コンサルティング 代表取締役 河合 克彦[続きを読む]

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