『送検事例』の連載記事

2025.01.28 【安全スタッフ】
【送検事例】つり荷の下に労働者立ち入らせ NEW

 新潟労働基準監督署は、つり荷の下に労働者を立ち入らせたとして塗装工事業の会社と同社代表取締役を安衛法違反の疑いで、新潟地検に書類送検した。事業場で労働者が天井クレーンを使用して鉄枠を運搬する作業を行っていたところ、つっていた繊維ロープが切れた。このため鉄枠が落下して、近くで作業していた別の労働者が倒れた鉄枠の下敷きになって死亡した。(R……[続きを読む]

2025.01.10 【安全スタッフ】
【送検事例】傾斜地で重機の誘導者配置せず

 福岡・行橋労働基準監督署は、ドラグ・ショベルに誘導者を配置していなかったとして、土木工事業の会社と同社代表取締役を安衛法違反の疑いで福岡地検に書類送検した。労働者がドラグ・ショベルを用いて約30度の下り傾斜のある川岸を下っていたところ転倒。運転席から投げ出された労働者が、ドラグ・ショベルの下敷きになって死亡した。(R6・11・26) 事……[続きを読む]

2024.12.26 【安全スタッフ】
【送検事例】安全帯の使用状況で監視怠る

 福岡東労働基準監督署は作業主任者の職務を行っていなかったとして、鉄骨組立業の会社と同社代表取締役を安衛法違反の疑いで、福岡地検に書類送検した。建築現場で作業員が高さ約8mの鉄骨上で、鉄骨組立て作業を行う際、作業主任者が要求性能墜落制止用器具の使用状況を監視する職務を怠っていたもの。作業員は墜落して、頸椎を骨折するなどの重傷を負っている。……[続きを読む]

2024.11.26 【安全スタッフ】
【送検事例】フォークの進路内に立ち入らせ

 鹿児島労働基準監督署は、フォークリフトの進路内に労働者を立ち入らせたとして、運送業の会社と同社営業部長を安衛法違反の疑いで、鹿児島地検に書類送検した。労働者にフォークリフトを使って運搬作業を行わせていたところ、積荷であるコンテナが滑り落ちた。フォークリフトの進路内で清掃作業をしていた別の労働者が、コンテナの下敷きになって死亡する労働災害……[続きを読む]

2024.11.12 【安全スタッフ】
【送検事例】引火の危険ある場所で火気使用

 東京・池袋労働基準監督署は、火災のおそれがある場所でアーク溶接機などを使用させたとして土木工事業の会社と同社職長を安衛法違反容疑で、東京地検に書類送検した。工事現場の立て坑内で、作業箇所の下方にあったフレコンバッグに引火する可能性があったのにもかかわらず、アーク溶接機およびガス溶断機を使用させたもの。その結果、フレコンバッグに引火し火災……[続きを読む]

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