『送検事例』の連載記事

2025.04.25 【安全スタッフ】
【送検事例】チェーンソーの特別教育怠る NEW

 富山労働基準監督署は、チェーンソーの特別教育を行っていなかったとして、林業土木工事業の会社と同社代表取締役専務を安衛法違反の疑いで、富山地検に書類送検した。作業員Aがチェーンソーを使い立木伐採作業を行っていたところ、倒れた立木が補助をしていた作業員Bに激突、死亡となる労働災害が起きた。特別教育は平成31年に法改正されており、作業員Aは補……[続きを読む]

2025.04.10 【安全スタッフ】
【送検事例】ローラー作業で誘導員配置せず

 横浜北労働基準監督署は、ローラーの転落防止措置を講じていなかったとして、建設会社と同社工事課長を安衛法違反の疑いで、横浜地検に書類送検した。労働者がローラーを用いて地面の転圧作業を行っていたところ、転圧する敷地端部の傾斜から1.2m下方の隣地へローラーごと転落。頭部を地面とローラーの間に挟まれて死亡する労働災害が発生した。(R7・3・1……[続きを読む]

2025.03.27 【安全スタッフ】
【送検事例】伐木作業で危険防止措置怠る

 静岡・浜松労働基準監督署は、伐木作業での危険防止措置を怠っていたとして、森林組合と同組合部長を安衛法違反の疑いで静岡地検浜松支部に書類送検した。森林組合の労働者がチェンソーを使って立木の伐倒作業を行っていたところ、伐木した木が現場に放置されていた倒木の上に倒れた。その衝撃で倒木が跳ね、労働者に激突して死亡となる労働災害が起きている。(R……[続きを読む]

2025.03.11 【安全スタッフ】
【送検事例】溶接の火花を点火源に接近させ

 兵庫・但馬労働基準監督署は、アーク溶接の火花を火気の点火源に接近させたとして、金属製品製造業の会社と工場長を安衛法違反で神戸地検に書類送検した。労働者が引火性のあるキシレンなどを含有する防錆剤の塗装作業を行っていた。その箇所に蓋をしてアーク溶接をしていたが、火花が防錆剤の蒸気に引火して爆発が発生。爆発で飛ばされた労働者が床に落下し、骨折……[続きを読む]

2025.02.26 【安全スタッフ】
【送検事例】安全装置設置せず再び送検

 東大阪労働基準監督署は、プレス機に安全装置がなかったとして、金属製品製造業の会社と同社代表取締役を安衛法違反の疑いで大阪地検に書類送検した。労働者にプレス機械を使用してプレス加工を行わせるに当たり、法令で定める安全装置を使用せずに労働者に作業させたもの。プレス機械に指3本を挟まれる労働災害が発生した。令和3年にも同一条文違反で書類送検さ……[続きを読む]

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