『韓国の経験に学ぶ人手不足対策 「外国人雇用許可制度」とは』の連載記事

2014.12.22 【労働新聞】
【韓国の経験に学ぶ人手不足対策 「外国人雇用許可制度」とは】最終回 ”外国人労働者争奪戦時代”のアジアと日本/佐野 孝治

日本も政策転換を 技能実習の枠組みは限界(1)おおむね評価も残る課題 これまで23回にわたって韓国における外国人労働者の現状と雇用許可制の評価、そして比較のために台湾とシンガポールの外国人労働者受入れ制度についても説明してきた。 韓国社会は、「単一民族」的情緒を持っている点、また少子・高齢化が進む中で、労働力人口が減少傾向にあり、長期的に……[続きを読む]

2014.12.15 【労働新聞】
【韓国の経験に学ぶ人手不足対策 「外国人雇用許可制度」とは】第23回 シンガポールにおける外国人労働者受入れ政策の転換/佐野 孝治

”成長戦略”に舵切る 外国人雇用規制を強化(1)独立当初から労働力不足 これまで取り上げてきた韓国と台湾は両国とも、少子高齢化の中で単純外国人労働者を受け入れてきているが、労働力人口に占める割合は数%と日本とそれほど大差はない。これに対し、シンガポールは小国でもあり外国人労働者が3分の1以上を占め、受入れ先進国である。ところが近年、受入れ……[続きを読む]

2014.12.08 【労働新聞】
【韓国の経験に学ぶ人手不足対策 「外国人雇用許可制度」とは】第22回 台湾における外国人労働者受入れ政策の現状(2)/佐野 孝治

民間がマッチング 滞在期間は長期化傾向(1)製造・在宅介護が中心 前回は、台湾の雇用許可制の特徴について、労働市場補完性(台湾人優先雇用)の原則と均等待遇(差別禁止)の原則について説明した。台湾では、製造業と在宅介護の分野での外国人労働者の受入れが中心である。特に在宅介護分野では労働基準法が適用されておらず、外国人女性労働者に対する低処遇……[続きを読む]

2014.12.01 【労働新聞】
【韓国の経験に学ぶ人手不足対策 「外国人雇用許可制度」とは】第21回 台湾における外国人労働者受入れ政策の現状(1)/佐野 孝治

雇用主に特別税も 半数近い介護は低処遇(1)13年末時点で約49万人 日本に対する示唆点をまとめる前に、比較のために、韓国以外のアジア諸国における受入れ制度もみておこう。まず、台湾における外国人労働者の現状と受入れ政策について説明する。…著者:福島大学 経済経営学類 教授 佐野 孝治[続きを読む]

2014.11.24 【労働新聞】
【韓国の経験に学ぶ人手不足対策 「外国人雇用許可制度」とは】第20回 外国人労働者の立場からみる雇用許可制/佐野 孝治

一部除き制度に好感 職場の満足度も普通以上(1)賛否両論の存在は確か 前回は、中小企業経営者が雇用許可制についておおむね満足している一方、クォータの拡大、事業所変更の削減、在留期間の延長などを求めていることが分かった。今回は逆に、外国人労働者が雇用許可制をどう評価しているか説明する。…著者:福島大学 経済経営学類 教授 佐野 孝治[続きを読む]

ページトップ
 

ご利用いただけない機能です


ご利用いただけません。