『70歳就業時代到来! 高齢者の労務管理』の連載記事

2025.04.10 【労働新聞】
【70歳就業時代到来! 高齢者の労務管理】第14回 労働条件の決定 妥協ラインの設定を 交渉前に需要や事情探り/川嶋 英明 NEW

「仕事そのもの」より収入が目的  高齢者を定年再雇用するに当たって、最終的な労働条件の決定には個々の労働者との話合いが不可欠となるので、今回はその労働者との交渉と労働条件の決定についてみていく。  そもそも交渉とは、お互いに要望や言い分があるなかで、双方が納得できる結論を出すことがその目的にある。故に、こちら側の要望ばかりを押し付けても上……[続きを読む]

2025.04.03 【労働新聞】
【70歳就業時代到来! 高齢者の労務管理】第13回 中途採用 業務内容は明確化を 転職前との違いに配慮し/川嶋 英明

大企業出身者が戸惑うケースも  本連載ではこれまで、自社の社員が高齢化していく場合を中心に、高齢者の労務管理の見直しに関する検討を続けてきた。一方で、高齢者の活用に関しては、高齢者を中途採用していくことも選択肢となる。その目的は、人手不足を解消するための人数合わせに過ぎない場合もあれば、個々の高齢者がこれまで積み重ねてきた知識や技術、経験……[続きを読む]

2025.03.27 【労働新聞】
【70歳就業時代到来! 高齢者の労務管理】第12回 会社全体の高齢化 「氷河期世代」採用も 新卒の定着はハイコスト/川嶋 英明

若い労働者には魅力のない職場  本連載では、高齢者を活用することを目的に、その方針を定め、制度設計を行うなど、現行の高齢者の労務管理を見直すことを前提に話を進めてきた。一方で、高齢者をいくら活用したとしても、会社が存続できない場合もある。会社全体が高齢化している場合だ。  会社全体が高齢化しているとは、たとえば、従業員の大半が高齢者やそれ……[続きを読む]

2025.03.20 【労働新聞】
【70歳就業時代到来! 高齢者の労務管理】第11回 ケーススタディー② 現役世代の引下げも 限られた原資の配分考え/川嶋 英明

戦力として活用する場合を想定  前回は、従来の定年再雇用を機に賃金を大きく引き下げる雇用慣行を継続することを念頭に、架空の会社A社を例に制度設計を行った。しかし、人手不足を解消するとともに、高齢者側の現役時代と変わらない働き方がしたいという需要を満たすため、高齢者を戦力として活かしたいと考える会社も多いことだろう。そのため、今回は高齢者に……[続きを読む]

2025.03.13 【労働新聞】
【70歳就業時代到来! 高齢者の労務管理】第10回 ケーススタディー① 家族手当は廃止検討 現役でも批判されやすく/川嶋 英明

「定年前の60%」を維持するには  本連載では、これからの高齢者の労務管理を構築していくには、法令への理解だけでなく、会社の戦略に応じた高齢者の労務管理に関する方針策定と制度設計が不可欠だということを述べてきた。これを実際の労務管理に投影するに当たって必要となるのが現行制度の見直しだが、今回はこの見直しについて、架空の会社A社を使ってシミ……[続きを読む]

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