『事故防止 人の問題を考える』の連載記事

2024.11.12 【安全スタッフ】
【事故防止 人の問題を考える】第190回 現場のみんなで取り組む外国人労働者の労働災害防止対策③

はさまれ・巻き込まれが多い  今回は、外国人労働者の労働災害について、前回に続き、災害事例(はさまれ・巻き込まれ、激突され、飛来・落下)を紹介するとともに、外国人労働者特有の発生原因をみていきます。 【事例1】プレス機械にはさまれ  事例1は、プレス機械にはさまれて被災した労働災害事例です。  経験1カ月の外国人作業員が、レールの曲げ作業……[続きを読む]

2024.10.29 【安全スタッフ】
【事故防止 人の問題を考える】第189回 現場のみんなで取り組む外国人労働者の労働災害防止対策②

はさまれ・巻き込まれが多い  前号でみてきたとおり、わが国で働く外国人労働者は、この15年間(2008~2023年)で、約50万人から200万人超と、約4倍に増加しました。今後も増加が見込まれています。  外国人労働者が急増した理由には、わが国の数多くの産業での人手不足はもとより、外国人労働者の働きぶりから、「真面目に働く」「十分に戦力に……[続きを読む]

2024.10.10 【安全スタッフ】
【事故防止 人の問題を考える】第188回 現場のみんなで取り組む外国人労働者の労働災害防止対策①

労働災害発生率の高さが課題に  近年、わが国は人手不足を背景に、数多くの業種で外国人労働者が増加しています。外国人労働者の多くは、真面目に一生懸命働き、現場で活躍していますが、一方で、労働災害発生率は高いのが課題です。言葉がうまく伝わらず、現場に潜む危険が分からないことなどによる被災が多いのが特徴です。  外国人労働者を災害から守るために……[続きを読む]

2024.09.26 【安全スタッフ】
【事故防止 人の問題を考える】第187回 木材・木製品製造業の労働災害防止の好事例⑩

死亡災害契機に全社活動を開始  これまで、ある木材・木製品製造企業の労働災害防止活動の取組みを9回にわたり紹介してきました。今回はその取組みを総括します。 ◎取組みのきっかけは死亡災害  この企業が全社的に労働災害防止対策に取り組むきかっけとなったのは死亡災害の発生でした。トラック荷台のあおりの上に乗って作業中、誤って墜落。後頭部を強く打……[続きを読む]

2024.09.10 【安全スタッフ】
【事故防止 人の問題を考える】第186回 木材・木製品製造業の労働災害防止の好事例⑨

改善要望を真摯に受け止める  今回も引き続き、ある木材・木製品製造企業の労働災害防止活動の取組みを紹介します。現場の本当の実態を把握するため、そこで働く作業員の声を聞き、それを改善に結び付けている事例です。  ところで、現場で安全管理をする皆さんは、本当に作業員の声を聞きたいと思いますか?  本当は、聞きたくないのではないでしょうか。なぜ……[続きを読む]

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